本 教 育 賞

 義務教育学校の中から優れた教育実践が認められる学校を表彰し助成します。


令和6年度(第27回)

 

    令和6年度坂本教育賞の授賞式を、11月30日(土)に自由民権記念館で行いました。

   授賞式の様子と受賞校をご紹介します。

 



(受賞校)

  最優秀校

 中央小学校

  辻 明美 校長 

 

  最優秀校

 中村西中学校 

  小野川  憲 校長

 

③ 優秀校

  香北学校 

 坂下  佳総 校長

 

 

  

 

④ 優秀校

  土佐山学舎 

 福井  佳織 校長

(受賞理由)

学校教育目標に「つなぐ~言葉・心・笑顔」を掲げ、探究学習を軸に、全教科で探究的な学びが広がる取組を進めている。子どもたちの発達段階に合わせ、考えうる最善の教育の実現に向け、教職員の人材育成や学校・地域の組織力、教育力の向上を図っている。

 

 学校教育目標の実現に向け、バランスのとれた教育活動を具現化するため様々な取組を行っている。全ての生徒の可能性を最大限に伸ばせるよう、「生徒の特性」「保護者・地域の教育力」「学力」等に差を生じさせない質の高い教育を展開している。

 

 

大宮小学校と連携して小中学校9年間を「育ち」と「学び」で繋ぎ、探究心・知識・思いやりに富んだ児童生徒を育むことを目指している。そのため、国際バカロレア教育に基づく小中一貫教育の充実に向けて、研究組織体制の構築、地域・保護者・学校の三者連携などの教育活動を支える仕組みづくりを行っている。

 

 高知市の「土佐山百年構想(平成23年)」のもと、「社学一体・小中一貫教育プロジェクト」として位置付けられた土佐山学舎は、土佐山学や外国語教育、ICTの利活用等に取り組んでいる。全国的にも注目される中山間地域のモデル校となっており、児童生徒数の増加や多彩な地域連携活動でも成果を収めている。



推薦書

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選考

1. 文教協会内に選考委員会を設ける。

2. 選考委員は学識経験者の中から文教協会理事長が委嘱する。
3. 選考は市町村教育委員会および教育事務所の推薦する学校について行う。
4. 選考の基準については文教協会理事長が選考委員会に指示することがある。
5. 選考は10月中に完了し、表彰はその年度内に行う。
6. 選考委員は守秘義務を負う。



坂本教育賞について

この賞は、文教協会初代理事長であった故坂本重寿先生のご遺族からいただいた寄付によって「坂本教育基金」を設立し、昭和48年から、優秀な成果を上げた学校に「坂本教育文化賞」として授与してきました。その後、昭和52年には元高知県教育委員長の故坂本惣平先生のご遺族から寄付をいただき、さらに、高知県文教振興会、幡多郡教育研究協議会からも寄付があり基金が強化され、名称も平成10年度からは「坂本教育賞」と改めています。

選考に当たっては選考委員会を組織し、市町村教育委員会から教育事務所を通して推薦された公立の義務教育学校を候補校として選考し、原則として毎年4校を表彰しています。